夏休みの間の経験が子どもの体と心を成長させる。2学期が始まったと同時に、運動会に向けて少しずつ練習や準備がスタートする。
各学年で、クラス担任4人がステージに立ち遊戯を披露した日の事である。この披露により「子どものやってみたい」という意欲をグッとつかむ為に、先生(担任)達はみなぎるパワーで子どもに全力で踊る姿を見せる。そんな姿を見ている子ども達はまさに凝視そのもの…。友達とおしゃべりしたり、ふざけている子はいない。魅了されているのである。そして1曲踊り終わると汗だく息ぎれの中、すぐさま進行を続け、子ども達に感想を聞き、次は子ども達と一緒に踊り始める。そして担任の動きに必死についていこうとする集中力は見事である!!初めて踊った…と思えない程、子ども達からパワーがあふれているのだ。その過程には、力を抜かず突き進む熱意の入った担任の底力がある。
これから本番に向けて遊戯をかっこよく見せるにはどうしたら良いか?一番輝く子ども達の姿を見せられる様、練習を重ねる。また競技では、強く、速くなれる作戦など立てながら皆で話し合い、団結力が少しずつ深まっていく。整った形にとらわれず、体と心から出る力を十分に出せる様、子どもと共に成長する喜びや達成感を味わいながら子どもと共に走り続けたい。